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みんな大好きReactの、新しい作り方 React Hooks についての解説書です。 第一版: 技術書博覧会(技書博) 第二版: 技術書典7 実用的なアプリを2本交えて解説する本です。 1. いつでもどこでも使えるメモ帳 (Firebase + PWA) https://github.com/erukiti/sample-editor/ 2. JavaScriptが動くサンドボックス(Cryber-Dojoみたいなやつ) https://github.com/erukiti/sandbox-editor 本書は2019年2月に正式リリースされた新しい仕組みであるReact Hooksについて解説するものです。 React Hooksの特徴は、コンポーネント作成をシンプルにできることです。 React Hooksは段階的に導入することもできます。必ずしも全てのコンポーネントをReact Hooksで書く必要はありません。 ・ Reactのコンポーネントはクラス型と関数型の2種類がある ・ React Hooksは関数型でシンプル・パワフルにコンポーネントを書けるようにする ・ クラス型と関数型は混在していてもかまわない React Hooksを使えば、Reactエコシステムが持っていた難しさ・面倒さ・複雑さのいくらかを解決できます。 是非、本書を読んでReact Hooksによる最高の開発者体験(DX / Developers eXperience)を得てください。
想定読者
Reactでアプリを書いてみて難しいな・面倒くさいなという印象を抱いた人、実際にReactでウェブ開発をしているけど、何かしら困ったことがある人、もっとコンポーネントをシンプルにしたい人向けの本です。 ・ Reactに興味があるけど、React + Redux + Reduxミドルウェア + Recomposeとかややこしすぎて無理ゲーだと思っている人 ・ 昔React+Reduxに入門してみたけど挫折した人 ・ Reactのクラス疲れを起こしている人 ・ 実際のアプリケーション開発でどう使えばいいかわからない人 ・ 関数型コンポーネント作るのはいいけどRecomposeだのは面倒だと思っている人 ・ 数年に一度の大きな変更点であるReact Hooksについて概要を知りたい人 React Hooksを使えば、Reactエコシステムが持っていた難しさ・面倒さ・複雑さのいくらかを解決できます。 是非、本書を読んでReact Hooksによる最高の開発者体験(DX / Developers eXperience)を得てください。
内容
本書は2019年2月に正式リリースされた新しい仕組みであるReact Hooksについて解説するものです。 React Hooksの特徴は、コンポーネント作成をシンプルにできることです。 オブジェクト指向は今のプログラミングパラダイムの主流です。Reactのコンポーネント開発にも使われてきました。ただし欠点もあります。大きなクラスほど状態管理が複雑になり、ユニットテストが書きづらいのです。React Hooksは関数型言語のアプローチを取り入れ、複雑さを解消できるようにしました。 React Hooksは段階的に導入することもできます。必ずしも全てのコンポーネントをReact Hooksで書く必要はありません。 ・ Reactのコンポーネントはクラス型と関数型の2種類がある ・ React Hooksは関数型でシンプル・パワフルにコンポーネントを書けるようにする ・ クラス型と関数型は混在していてもかまわない Reactは近年のGUI開発の鍵を握っている重要なビューライブラリです。 仮想DOMの考え方、状態管理をシンプルにするFLUXアーキテクチャ、コンポーネントを主軸に置いたスタイルなど、Reactがもたらしたブレイクスルーは、Vue.jsやAngularなども含め、2019年のウェブ開発のスタンダードになっているだけではありません。Appleが2019年6月に発表したSwiftUIにも影響を与えるなど、スマートデバイスによるモバイル開発にとってもキーとなるものです。 React Hooksは、これらに続く、さらなるブレイクスルーの1つとなるでしょう。今後数年間のReactと、ひいてはUI開発にも多大な影響を及ぼす可能性があります。 本書はそんなGUI開発のブレークスルーを早く体験してみたい方の助けになればと思い執筆しました。
アップデート履歴
|2019/07/27|初版 @技術書博覧会| |2019/09/15|GitHubにsample-editorのリポジトリを整備| |2019/09/17|第2版 電子版 GitHubにsandbox-editorのリポジトリを整備|